多紀郡

地理

多紀郡

たきぐん

丹波国の郡名。現在の兵庫県篠山市域が旧多紀郡にあたる。

郡内を山陰道が通り、小野駅長柄駅が置かれた。また、篠山市雲部にある陵墓参考地車古墳は、古墳時代中期前半の築造と推定されており、この地に中央と直結した大きな勢力が存在したことを示している。

平安期以降、東寺大山荘をはじめとして多くの荘園がおかれた。戦国期には、波多野氏が支配していたが、明智氏に滅ぼされた。近世には、篠山藩がおかれ多紀郡一円を支配した。1999年、多紀郡4町が合併し、篠山市となったことによって、多紀郡の地名は消滅した。