太鼓さん次郎とは、「バンダイナムコゲームス『太鼓の達人』」風PC用シミュレーションソフトである。
toach氏製作。
概要
音楽ゲームのシミュレーションソフトには、ギタドラの『DTXMania』・beatmaniaIIDX(弐寺)などの『LunaticRave』・DDRの『StepMania』などがある。
これは太鼓の達人のシミュレーションソフトであり、wav・ogg・mp3等の音源さえあれば、数字を入力するだけで簡単に太鼓譜が出来てしまう。
このソフトは『太鼓さん太郎』をベースにそれに無かった機能を色々追加している。
また、画像ファイル等を弄ることにより、より本家風の見栄えに変化させることが可能である。
Ver. 2.13より、『jubeat』風に譜面を再生する機能を搭載した(試験段階)。
現在最新バージョン:12/20更新 Ver. 2.91
(主な更新:イモ後に風船がある場合の挙動を修正)
主な特徴・利点
ここでは、太鼓さん次郎の特徴及び他の太鼓の達人風シミュレーターと異なった利点を挙げる。
深緑字・・・該当する画像データを個人で準備する必要がある
黄緑字・・・該当する音声データを個人で準備する必要がある
- 音符入力が数字なので簡単に譜面作成が出来る
- ドン・カッの音が明確である(音声データは入れ替えが可能)
- 譜面速度は直接BPM入力で対応される
- wavだけでなくoggに対応。専用のアプリケーション(lame.exe)を導入すればmp3の音源も利用可能
- コンボ数が表示される(10〜99コンボ、100コンボ〜999コンボのそれぞれに個別の画像を使用できる)
- 実際にプレイする事ができる(プレイ中にオート・非オート切り替え可能)
- ゴーゴータイムが表示される
- 風船音符がある
- 24分・32分譜面も入力できる
- 譜面分岐がある(オートプレイ時は簡単に切り替えが可能)
- 好きな小節から再生できる(長い曲を作るときに便利である)
- ダブルプレイに対応している(個別のオート・非オートプレイの切り替えも可能)
- 左上に位置する和田どん等のキャラや、下に位置するの踊り子が動く
- Flash等と違い、音ズレや音符無反応がない(音ズレは譜面作成時に設定して修復する)
- 50コンボ+100コンボごとに流れる「○○○コンボ!」音声に対応
- フルコンボ時の「フルコンボ!」音声に対応
- jubeat風に譜面を再生することが可能(譜面が4×4のボタンに表示される)
- 本家風に背景上部をスクロールさせることが出来る
- プレイ中に曲名が表示される(Windowmode=2のみ)
- リザルト画面(結果発表画面)に対応
- 連続演奏するコースのようなものに対応(弐寺の段位認定みたいなことができる)
- 太鼓タワー的仕様でプレイできる(5回ミスしたらアウト 等)
- フルスクリーン(全画面表示)に対応(640*480と若干拡大されているため画質は荒め。また、16:9のワイドモニターは横長に潰れる)
- 演奏をミスした際に、上部背景がモノクロ化される
- 表譜面・裏譜面の設定、切り替えに対応
- 本家旧作の配点に対応
- 叩いた音符が魂へ飛ぶエフェクトに対応
- 選曲画面の縦書き(横スクロール)に対応(曲名が長いと枠からはみ出す)※サブタイトルで解消できるかも
- お芋連打に対応
- 新配点に対応(太鼓さん次郎2同じく)
- 譜面再生中にF11/F12でOFFSETが変更できる(ただし譜面ファイルには適用されない)
- 本家Wii5での大音符の得点計算に対応
本家「太鼓の達人」との相違点・欠点
「太鼓さん次郎」は「太鼓さん太郎」の欠点の多くを克服している。 但し、以下の点は克服されていない。
※この欄ではあくまで本家と比べ、当ソフトが欠けている要素を並べたものである。最新版更新時に入れてほしい要望とは別に考えるものとする。
- 大音符が小節線に被る
- (但し、configのwindowmodeを2にするとウィンドウが大きくなり、小節線に被らなくなる。これはあくまでwindowmode=0[1]の場合である)
- 鈴音符がない(他ソフト、オワタツジンにもない)
- 手つなぎ音符がない
- くすだま音符がない(お芋音符で代用可能?)
隠しコマンド
- Shiftキーを押しながら「GJH」や「GJA」と入力する →GAMBOL判定
- Shiftキーを押しながらスタートする →譜面が左から流れる(元ネタは恐らく太鼓のオワタツジンの画面反転)
- Shiftキーを押しながら「ASCR」と入力する →縁が省かれ面のみになる(元ネタは恐らく弐寺のかまぼこ工場)