戴帽式(たいぼうしき)は、看護学校において、看護師を志願しふさわしいと認められた看護学生に、看護師のシンボルであるナースキャップを与える儀式です。このキャップをかぶる事によって、看護という職業に対する情熱や人の命にかかわる責任感を意識します。そして、専門的な知識と看護師としてふさわしい態度を身につけるよう決意を持ちます。
戴帽式では、戴帽生(ナースキャップを受けた生徒たち)が、ナイチンゲール像から受け取った灯火をかかげてナイチンゲール誓詞を朗唱します。そして、看護する相手の立場に立ち、思いやりの心をもって看護を行うことを誓います。