スマートフォン用の表示で見る

苔の洞門

サイエンス

苔の洞門

こけのどうもん

北海道千歳市支笏湖南岸にある奇勝地。樽前山が噴火したときに流れ出た溶岩の割れ目が、沢水等により浸食されてできた自然の回廊状の地形で、深さ最大約10m、総延長約420メートルにも及ぶ。北方にある溶岩渓谷という特殊な環境のため内部の温度、湿度、日照量が適度に保たれた結果、約30種以上の苔類が谷底や岸壁全面を覆い尽くし、緑色のビロード状の回廊になっている。

以前は最深部まで立ち入れたが、現在は苔の保護ならびに倒壊崩落の危険が高いため、谷の入口から僅かに内部に入った場所に設けられた観覧台までの立ち入りとなっている。冬季は全面立ち入り禁止。