1636年李氏朝鮮が清に降伏したのを記念して1639年に三田渡に建てられた碑。『三田渡碑』とも言う。韓国史蹟第101号。
不敬な朝鮮王を清皇帝が許す文章が、漢文と満州語とモンゴル語で書かれ、清皇帝に朝鮮王が許しを請う、三跪九叩頭のレリーフが描かれている。
私(朝鮮王)の所為で、平和が乱されました
皇帝は、敢然とそれに立ち向かいました
皇帝は、大兵を以て攻め、反乱を鎮めると大徳をもって私を許されました。
皇帝の徳と恩を忘れず、国造りに励むことにします
皇帝の徳と私の罪を忘れず、また不届き者が出ぬようこの碑を建てる事にします。
碑文は、朝鮮王が清皇帝に対する反省文の形式を取っており、大清皇帝の功徳をたたえているが、実際には恥辱に満ちあふれている為、『恥辱碑』と言う。