第五列

一般

第五列

だいごれつ

 自国の中に存在する仮想敵国および敵国の勢力のこと。裏切り者。スパイ。反逆者。

有事の際には敵国勢力に呼応して自国に於いて諸種の破壊工作、情報詐取、撹乱、世論醸成、文化侵略などを行う内在する敵を指す。

言葉の由来

 後に第二次世界大戦前哨戦と言われたスペイン内戦(1936年1939年)時に、反政府側のエミリオ・モラ・ビダル将軍が「我々は4個軍団をマドリードに進軍させているが、敵が支配するマドリード市内でも我々の進軍に呼応して5番目(第五列)の軍が蜂起するだろう」との声明を発表したことにその起源を発する。

 英語では「fifth column」と表現する。911テロの際、アメリカでは戦争開始に対して疑義を唱える人々が「Fifth columnist」と批難された。

第五列の例

 ・ゾルゲ事件で有名な尾崎秀実

 ・作家で左翼運動家の小田実旧ソ連の情報機関KGBの支援を受けて日本国内における工作活動に従事した過去がある*1

 ・朝鮮総連在日朝鮮人の互助組織という表の顔とは裏腹に、北朝鮮の外部工作機関にその端緒があることで有名である。

 

 ・北朝鮮による日本人拉致事件においては、日本国内の在日朝鮮人工作員による拉致対象の斡旋、仲介、拉致実行の手引きなどが実際に発覚している*2

*1アメリカ公文書館所蔵のCIAの機密解除文書により明らかとなった。

*2在日朝鮮人辛光洙(シングァンス)はその典型例である