「第四間氷期」(1958安部公房)読了。 面白かった! STORY 内容についてはネタバレにならないように、本の裏表紙に記載されていた紹介文を以下転記。 “万能の電子頭脳に、ある中年男の未来を予言させようとしたことに端を発し事態は意外な方向へ進展、やがて機械は人類の苛酷な未来を語りだす。バラ色の未来を盲信して現在に安住している現代人を痛烈に告発し、衝撃へと誘うSF長編。” 感想 1958年の作品、つまり64年前に書かれた小説なのでまだPCもインターネットも無い時代、よってそういったテック面の設定についてはリアリティーから切り離された感があり(というか当時空想で書かれた部分が今は現実になっている…