【出典:「噫佐久間艇長」 51ページ(大正15年発行)より 噫佐久間艇長 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)】 1910年(明治43年)4月15日、広島湾で海軍の第六潜水艇が遭難します。 この事故で乗組員14名全員が殉職しますが、死の恐怖に直面しても取り乱すことなく、修理をしていた2人を除く全員が配置についたまま殉職したその姿が世界に感銘を与えました。 (訓練のため岩国を出港) 1910年(明治43年)4月15日、海軍の第六潜水艇が岩国から広島湾に出航しました。この第六潜水艇は、当時としては珍しい、我が国初のガソリンエンジンで潜航をする潜水艇でした。ちなみに当時、日…