脱工業化社会

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脱工業化社会

だつこうぎょうかしゃかい

工業中心の社会がさらに発展して、知識・情報・サービスが重要な役割を果たす社会のこと。


1962年にはじめてアメリカ社会学者ダニエル・ベルによって定式化された。

現在の高度工業社会あるいは産業社会の将来がどうなるかについての研究の中から生まれてきた未来の社会構成体についての新しい概念。産業革命以降の工業を中心とする社会を我々は工業社会と言っているが、20世紀末にかけての巨大な転換は、ある意味で産業革命を上まわるものであり、これを通じて形成されてくる新しい社会は、その多くの特徴からみても、むしろ工業社会の後の段階の社会とみなすべきものだというのがこの考え方の前職であり、それは工業社会以前の社会に対応するものとみなされる。この言葉はアメリカ社会学者リースマンやベルらによって用いられ、しだいに一般化するに至った。脱工業化社会の特徴については様々な性格づけがなされているが、多かれ少なかれそこでは、豊かさと余暇、発達した情報ネットワークと知識の中心的役割などが強調されているといえる。