元オルト・カルチャー雑誌『イーター』編集長。
『イーター』を発行しているテレグラフ・ファクトリーは、80年代に「テレグラフ・レコード」というインディーズ・レーベルを運営し、初期の日本のインディーズ・シーンの形成に力を注いできました。
代表者である地引雄一は、1978年に巻起こった日本のパンクロック・ムーブメント「東京ロッカーズ」の始めから、カメラマン、マネージャー、イベンターなどの立場でシーンと深くかかわり、1980年には、リザードやゼルダを中心としたインディーズ・レーベル「ジャンク・コネクション」に参加。そして翌81年に、自ら「テレグラフ・レコード」を設立しました。翌年にはテレグラフ・ファクトリーとして有限会社の形態をとりました。