東京都文京区大塚にある筑波大学附属の国立の中学校・高等学校。通称は筑附(つくふ)。
卒業生のほとんどが難関大学に進学する超進学校であり、OBも政官財のトップで活躍する。
高校ともに外部からの入学を受け入れているが、完全な中高一貫ではなく、中学から高校へは、内部連絡入試(一般入試とは異なる)を経て、男女それぞれ上位80パーセントが進学できる。1学年の生徒数は中学205名、高校240名。筑波大学附属小学校から中学への内部進学者も多い。
筑波大学への特別な内部進学枠は存在しない。
沿革
- 1872年 - 神田昌平黌跡(現・湯島聖堂)に師範学校を創設(後の高等師範学校)
- 1888年 - 高等師範学校に尋常中学科を新たに設置(本校の創立)
- 1896年 - 高等師範学校附属尋常中学校となる
- 1889年 - 附属尋常中学校を附属中学校と改称
- 1893年 - 東京高等師範学校附属中学校と改称
- 1947年 - 学制改革により、東京高等師範学校附属中学校となる
- 1948年 - 学制改革により、東京高等師範学校附属高等学校となる
- 1949年 - 東京教育大学附属中学校・高等学校と改称
- 1950年 - 男女共学開始
- 1978年 - 筑波大学に移管され、筑波大学附属中学校・高等学校と解消
- 2004年 - 国立大学法人筑波大学に移管