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中城ふみ子

読書

中城ふみ子

なかじょうふみこ

歌人

1922年11月25日 野江豊作,きくゑの長女として帯広に生まれる。帯広市帯広小学校,北海道庁帯広女学校を経て東京家政学院に進み池田亀鑑に作歌指導を受ける。

1942年 20歳。中城博と結婚。三男一女を設ける。

1947年〜 「新墾」「辛夷」「山脈」等の短歌結社に属し作歌に励む。

1951年 夫と協議離婚。

1952年4月 左乳癌手術切除。

1953年10月 右乳癌手術切除。

1954年1月 癌再発のため札幌医大病院にて治療を受ける。この間「女人短歌」「潮音」「凍土」等に加わり歌境を深める。

 4月 「短歌研究」第1回新人賞に一位入選*1川端康成推薦による作品51首を「短歌」5月号に発表。

 7月 歌集「乳房喪失」が出版され歌壇に反響を呼ぶ。

 8月3日午前10時50分,札幌医大病院にて永眠。32歳。

1955年4月 歌集「花の原型」出版。

(参考:帯広護國神社境内中城ふみ子第一歌碑記載略年譜より)


自身の離婚と,乳癌による死の宣告体験等を素材としたその短歌は,表現の切実さと生々しさで読者の心を衝たずにはおかない。

生い立ち及び関わった人々については,渡辺淳一著「冬の花火」に詳しい。

*1:編集長は中井英夫