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町村総会

社会

町村総会

ちょうそんそうかい

町村総会とは、町および村が、議会の代わりに設置する「選挙権を有する者の総会」のこと。町村における直接民主制

地方自治法においては、「普通地方公共団体議会を置く」ことが定められている一方で、町と村については、条例を定めれば、議会を置かず、選挙権を有する者による総会を設けることができるとしている。

一般に村では「村民総会」、町では「町民総会」と呼称される。

第九十四条  町村は、条例で、第八十九条の規定にかかわらず、議会を置かず、選挙権を有する者の総会を設けることができる。

第九十五条  前条の規定による町村総会に関しては、町村の議会に関する規定を準用する。

設置例

現行の地方自治法下においては、東京都宇津木村(現・八丈町の一部*1)が、村政施行した1951年から、八丈村等と合併して八丈町となる1955年までの間、村民総会を設置したのが唯一である。

また、町村制下に遡っても、神奈川県足柄下郡芦之湯村(現・箱根町の一部)の事例があるのみである。

設置検討

高知県土佐郡大川村が、人口減少・村民の高齢化に伴って、村議会の維持が困難になってきたことを理由として、村議会を廃止し、村民総会の設置を検討している。

*1八丈小島の一部を村域