平家ロマンを堪能してから目指したのは禄剛崎。能登半島の北の端にあるところで灯台もあるのだけど・・・なんて可愛らしい。なにか灯台の先っぽだけあるみたい。「狼煙の灯台とも呼ばれとる」 この辺は海難事故の多発地帯だったらしくて、それを防ぐために狼煙が古くから上げられていたとか。「この辺は珠洲になるけど、これは『すすみ』から来たとされてて、『すすみ』は狼煙の古語やそうや」 そんなに昔からなの。禄剛崎からは南下していくのだけど、「左に入るで」 なになに聖域の岬、空中展望台入り口だって。曲がったところは二車線の綺麗な道だったけど突き当たって左に曲がるとクルマのすれ違いも苦しそうな畑の中の道だ。でも海が見え…