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社会

痛みをともなう改革

いたみをともなうかいかく

小泉首相の掲げていた政治信念の一つ。

小泉内閣の目標の一つは不良債権処理である。

不良債権とは、銀行が貸している金銭で、回収が難しい金銭の事。何故、難しいかと言うと、それは借りている会社が経営不振であるからである。それを承知で不良債権処理を行えば、経営難の会社から取り立てを行うわけであるから、当然、倒産失業が増える。

これが、小泉首相の言う「痛み」である。

もちろん、意味も無く倒産失業を増やしているわけではなく、銀行に金銭を戻し、それを、躍進力のある、企業や新興会社に回すこと(融資する事)で、経済回復も望める。

つまり

  • 【利点】
    • 銀行の資金力が増加し、新規貸付が増える。
    • (経営難に陥ってる会社に回っている金銭を、新興企業に回す)
  • 【欠点】
    • 回収される企業は、さらなる経営難、場合によっては倒産する可能性がある。

小泉首相が「冷たい人」と評されるのは、上記の欠点が理由である。

日本以外の先進国では、不良債権処理は当たり前に行われている。

その一方、どちらかと言えば他国と比較してセーフティネットが弱い日本で強行した場合、失業からくる貧困層を増加させてしまう可能性が出てくる。

日本でこれをする事が、先進的なのか日本の伝統・精神を壊す事になるのかは議論の別れるところで、各々が判断する他無い。

  

また、広義では、歳入の増加と歳出の削減の両方を実施していくことにより、国民に対する痛みを伴いながらも赤字国債の削減を目指す、という小泉政権の政治方針を指す。

これは、増税なしでの赤字国債の削減を目指すと公共事業の節約程度では生ぬるく、「自衛隊解散・年金廃止・公共事業は全て利用者負担」としても、なお足りない、という現実を踏まえている。