ファンタジア国際映画祭長編アニメーション部門【観客賞・金賞】の快挙を達成、ついに日本凱旋公開となった、塚原重義監督作品、劇場長編アニメーション映画『クラユカバ』『クラメルカガリ』を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。初めに作られたのが『クラユカバ』、次作のスピンオフが『クラメルカガリ』で、作られた順番に見たい気がしたのですが、劇場のスケジュールの都合で逆の『クラメルカガリ』→『クラユカバ』の順で観ました。『クラメルカガリ』は、登場人物設定も物語もわかりやすく派手目、『クラユカバ』は探偵の謎解きでちょっと難しいところがありました。でも両方とも、明治か大正か昭…