日本のプロボクシングのプロモートカンパニー。東京都北区に本社がある。また、東京都新宿区神楽坂の帝拳ジムの他、大阪府大阪市の大阪帝拳、青森県八戸市の八戸帝拳、福岡県福岡市の福岡帝拳などの系列ジムがある。1926年7月に渡辺勇次郎率いる日本拳闘倶楽部と袂を分かった荻野貞行が帝国拳闘会拳道社として創立。後に現在の名称となった。
スーパーフライ級の王座統一戦、空位となったフライ級の王座決定戦。 この二つの「対戦合意」というニュースは、日本のボクシングファンにとって非常に興味深いものであり、また歓迎すべきものだと思っています。 ということで今回のブログは、この二つの対戦合意について。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 決戦は7月か 日本の誇る4階級制覇王者、井岡一翔(志成)。 31勝(16KO)2敗1分、そのうち世界戦の戦績だけでも22勝2敗1分という井岡は、もう26度目の世界戦となります。 2009年にプロデビューした井岡は、2017年に突如として引退…
Amazonという巨大な企業は、どこの国でもトップを求めているのでしょう。 Amazon Prime Videoが手がけるボクシングは、日本では帝拳プロモーションと組んでの「LIVE BOXING」、そしてボクシングの中心地である北米ではアル・ヘイモンと組んでPBCファイトをShowtimeから引き継ぎ、放映を始めます。 結局北米AmazonはPPVファイトのような大興行しかやらないのではないか、とも思っているのですが、当初の発表ではShowtimeでやっていたようなNext Generation、その他のPBCファイトもやるといっていましたよね。一体全体どうなっているのやら。 ともあれ、PP…
アメリカ、ニューヨーク。 現在のフェザー級最強と目される王者、ルイス・アルベルト「ベナド」ロペスに挑むは、大和の雷神「天才」阿部麗也。 キコ・マルティネス(スペイン)を破った指名挑戦者阿部に対して、現地のオッズは圧倒的にベナドが優位と出ており、ベナド・ロペスの人気とその無手勝流への信頼を窺い知れます。 攻防分離型のロペスに対しては、先に仕掛け、その攻撃のターンをなるべく少なくする、というのが必要なように感じていますが、基本的には仕掛けてのカウンターを得意とする阿部が、どのようにロペスを攻略するのか。 ということで今回のブログは、ロペスvs阿部、そしてホルマトフvsフォードという二つの世界フェザ…
さてさて、週末はAmazonプライムビデオpresents LIVE BOXING!! 日本でいち早く始まったアマプラ興行はもう7回目を迎えています。 ちなみにPBCがShowtimeから移行して組んだアメリカAmazon興行の放映は日本Amazonではなさそうで、アメリカAmazon興行の第一弾の日本での放映はWOWOWのようですね。 ボクシングファンならわかると思いますが、一般の人にはついてこれないでしょうね。 ともあれ、今回は日本Amazonの興行で、こちらは帝拳プロモーション。 アメリカAmazon興行は、TGBプロモーションが主。興行主が違うということですね。 そんなわけで今回のブロ…
ニッポンのボクシング界は、今、黄金期を迎えていると言っても過言ではありません。 「モンスター」井上尚弥(大橋)の名声は、「アメリカでのリングでの不活動さ」があるにも関わらず、世界を席巻し、2023年はリングマガジン、BWAA、ESPNといった主要メディアのFOTY(Fighter of the Year)を総なめにし、その活躍はとどまるところを知りません。 また、中谷潤人(M.T)もKO of the yearを受賞、その知名度をメキメキと上げているし、寺地拳四朗(BMB)もライトフライ級のリングマガジン王者に認定されてもいます。 年末にぐっと世界的評価を高めた井岡一翔(志成)、井上拓真や重岡…
テオフィモ・ロペスvsジャーメイン・オルティスはその週末にスーパーボウルがあったため、平日開催の興行でした。 理由を聞けば納得はするのですが、今週末(2/17、18)にも何かあるのでしょうか? 今週のボクシング興行は、現地時間で2/15(木)、2/16(金)となっており、またも平日興行ですね。ボクシング人気はやはりアメリカ大陸でもこの程度なのか。。。それともビッグイベントがあるのでしょうか。 ともあれ、今回のブログはDAZNで放映されるメキシコ興行、アドリアン・クリエルvsシベナチ・ノンシンガの再戦についてのプレビュー。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle ||…
1/20、ダイナミックグローブ。 帝拳ホープたちがこぞって出場するこの興行は、時にメイン以外は「?」みたいな時もありますが、今回は全試合注目と言っても過言ではありません。 オープニングファイトと二つのタイトルマッチは特に注目であり、非常にお得感のある興行ですね。 あまり注目ファイトばかりだと、C級、B級ボクサーたちの登場機会がなくなってしまうのはちょっと注意しつつ、今後興行数を増やしていくと言うことであれば月一くらいで豪華興行という位置付けのものを開催してほしいところです。 ということで今回のブログは、U-NEXTで配信されたWho's Next Dynamic Gloveの観戦記。 (ads…
WBO世界バンタム級タイトルマッチ、ジェイソン・マロニーvsサウル・サンチェス。 この戦いが終わってホッと一息も、バンタム級は来月にもビッグファイトを控えています。 このマロニーvsサンチェスを経て、その勢力図が大きく動いたか、というとそうではありませんが、やはりまだ見ぬ強豪は多く、トップ戦線は大混雑しているのだと感じるような試合でもありました。 年末にニッポンのバンタムについての記事を書きましたが、今回は世界のバンタムについて言及していきたいと思います。 ということで今回のブログは、大戦国時代の世界のバンタム級戦線について。 ↓日本のバンタムは黄金期! boxingcafe.hatenabl…
1月はボクシング興行が少ない、とはいうものの、年明け早々から熱戦が繰り広げられています。1月第二週に行われた二つのフェニックスバトル、特に女子のトリプル戦というのは非常に好興行だったようで、Xのタイムラインも賑わっていたように思います。 そんな中で、いよいよ開催まで10日を切るのが1月の国内最大興行、Amazon Prime ビデオ presents LIVE BOXING。 このLIVE BOXINGのマッチアップは、帝拳プロモーションが主体となって行っており、ダイナミックグローブとはまた違ったビッグマッチ、注目マッチ嗜好。本当に毎度のように興味深いマッチアップが続いています。 だからこそ、…
2023年、ボクシング界のビッグニュースは多々あれど、ボクシングファンほぼ全員に関連するもの、というとやはりShowtimeのボクシング放送撤退、というニュースではなかったか。 Showtimeは37年に渡りアメリカで数々のビッグマッチを放映してくれましたし、日本でもWOWOWでの中継や最近ではU-NEXTを介しての中継でファンを楽しませてくれました。 これは大変残念な話ではありますが、高騰するスポーツ放映権料と収入の比率が合わなくなった、ということだと思うし、話を聞く限りはボクシングに限らずの話であるので、ある種致し方ないところはあるかもしれません。 Showtimeはスポーツ中継から撤退、…
正式発表!!!となると以前はおおおおお〜!!!となったわけですが、インターネットが隅々まで普及し、海外サイトも容易に翻訳できるようになった現代において、この正式発表の意味は何なんだろう、と思います。 事前に数々のリーク情報があり、おおよその情報は把握していたわけですが、やっぱり正式発表となるとテンション上がります。ここに加えてもっとエンタメ感を出して打ち出してくれれば良いのですが、ここはいつもの日本式、お通夜のような記者会見。 ここを何とかしようという人が現れないのは非常に不思議なことですね。 ともあれ、今回のブログは正式発表のあったAmazonPrimeビデオpresents、LIVE BO…
日本人のボクシングファンにとって、思い入れのある階級といえばやはり「バンタム級」と答える人が多いのかもしれません。 ファイティング原田に始まり、辰吉丈一郎というカリスマ、長谷川穂積、山中慎介という絶対王者、そして、井上尚弥。 そして今回話題に上げる階級も、具志堅用高から渡嘉敷勝男をはじめ、近年においても寺地拳四朗、京口紘人といったボクサーが世界タイトルを獲得した上、中長期で政権を築いているまさに「日本のお家芸」という階級です。 このライトフライ級には、世界が認める最強王者寺地拳四朗が君臨していますが、ここ1ヶ月ほどでも大きな動きが出てきています。 ということで今回のブログは、このライトフライ級…
ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)、ニカラグアで行われる予定だったWBO世界ライトフライ級タイトルマッチを欠場。 このニュースは興行の行われるほんの2日前のニュースでした。 代わりにセミファイナルのサンティアゴvsビバスがWBO世界ライトフライ級暫定王座決定戦に繰り上がり、これははっきり言って謎。暫定王座決定戦とするならば、代役挑戦者とはいえヘラルド・サパタ(ニカラグア)を混ぜてあげた方が良いのではないかと思います。 ともあれ、WBOから承認されたのはタイトルショットに出場するつもりのなかった二人であり、これもまた日本のボクシングファンには大迷惑なこと。 ゴンサレスはこの試合に問題なく勝利…
10月の唯一の3連休が終わりました。 が、この3連休は朝から夜までしっかりと講習を受けていたので、全然休み感がありません。 想像以上にきつかった。。。 そんなこともあり10/10(火)のダイヤモンドグローブはまだ見れていません。 今回のブログは先週末の余韻と、いくつかのニュースについて。 まずは先週末の余韻とその後のニュース。 ↓観戦記はこちら boxingcafe.hatenablog.com (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); リー・ウッドもジョシュ・ウォーリントンもSFeへ? リー・ウッド(イギリス)はジョシュ・ウォーリン…
プレビューばかり書いていますが、週末から来週にかけて注目試合が多い。 気づけばまもなく10月も第二週、この週はウィークデイからボクシング三昧です。もっとバラけさせてくれても良いのに。 10/10(火)はダイヤモンドグローブ、10/12(木)はTBP興行、そして10/13(金)はLIFE TIME BOXINGとどれも見逃せない戦いが続きますね。 そんな中でも最も大規模な興行はトレジャー・ボクシング興行。 有明アリーナで行われる、メインイベントにジョンリエル・カシメロvs小國以載を抱くこの興行は、メインならずとも全試合が注目のマッチアップ。 ということで今回のブログは、10/12(木)に行われる…