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天王星

サイエンス

天王星

てんのうせい

[英] Uranus

天王星は、太陽系における7番目の惑星

1781年、ウィリアム・ハーシェルによって発見された。

公転軸に対して自転軸が97.86度も傾いているのが特徴で、このため、天王星北極南極の真上に太陽がくることもある。なぜこのように横倒しになっているのかは分かっていないが、過去に大きな天体天王星に衝突し、その影響で自転軸が傾いてしまったのではないかとも考えられている。

天王星は主にガスと多様な氷から成っている。大気には水素が約83%、ヘリウムが15%、メタンが2%含まれている。内部は重い元素に富み、岩石と氷からなる核のほか、水やメタンアンモニアが含まれる氷からなるマントルで構成されていると推測されている。

天王星には11本の環が確認されている。そのどれもが細く非常に暗いことから、普通の望遠鏡で直接観測することは困難であり、初めて環の存在が明らかになったのは1977年になってからのことである。

天王星が背後の恒星を隠す「天王星による恒星食」が観測されたとき、天王星の本体が星を隠す前後にも、恒星の光が何かにさえぎられて減光する様子が観測され、その後の分析で、この減光が環によるものだと明らかになった。

この環を初めて直接観測したのは1986年、惑星探査機「ボイジャー2号」が天王星に接近したときのこと。現在では、地上の望遠鏡の大型化や宇宙望遠鏡の開発などによって、天王星の環が直接撮影できるようになっている。

西洋占星術においては,水瓶座の支配星?(ruler)。


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