天皇陵

一般

天皇陵

てんのうりょう

天皇陵とは、天皇の陵墓のこと。

概要

近畿地方を中心として、北は山形県から南は鹿児島県まで1都2府30県にわたり、陵188、墓555のほか、分骨所・火葬塚・灰塚などの陵に準ずるもの42、髪歯爪塔など68、陵墓参考地46があり、総計899に及ぶ。箇所数としては同域のものもあるため、460箇所となっている。

形状は、時代によって異なるが、古くは、円墳や前方後円墳などの高塚式の広大なものが多く、中でも大阪府堺市堺区にある仁徳天皇陵三重濠を巡らす前方後円墳で、面積約46万4000m²を有する最大規模のものである。

やがて、薄葬思想や仏教の影響による火葬も行われたことから、陵墓の規模は小さくなり、平安時代末期からは方形堂、多宝塔及び石塔などを用いて寺院内に葬ることが多くなった。孝明天皇陵からは円丘や上円下方の高塚式となっている。