simmel20.hatenablog.com 5/30(火)は、新国立劇場 オペラパレスにて、故アウグスト・エファーディング演出・三浦安浩再演出、コンスタンティン・トリンクス指揮の『サロメ』を観劇。この演出・再演出の舞台は、2011年に観劇している。そのときは、指揮ラルフ・ヴァイケルトで、タイトルロールを歌ったのは、エリカ・ズンネガルド。舞台設定・装置はとうぜん同じ、アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカの歌唱のみに集中して愉しんだ。官能性が十分感じられた七つのヴェールの踊りを含めてすばらしかった。能楽の序破急を思わせるサロメ王女の変貌と狂気を、このソプラノ歌手がみごとに歌い上げた。ヘロデ王の…