★★★★ 2017年1月23日(月) シネヌーヴォ 妖怪サトリは山谷初男の小太りおっさんで人の心を読むのだが、その設定にさしたる意味も無い。 映画の主眼は緑魔子のモラトリアム女性のノンシャランな行動を追うことのようだ。 緑魔子は初見ではないが、今までで一番魅力あった。 甘え口調の口跡がYOUそっくりなので、親子じゃないかとネットで調べたが違うかった。 秋吉久美子や桃井かおりといったシラケ派のオリジンらしい。 そうなのかもと思う。 東陽一は「頬づえ」以降女性映画マスターみたいになるが最初からそうだったんだと思う。 同時代の羽仁進「初恋 地獄篇」や松本俊夫「薔薇の葬列」的な半エッセイ映画だがこっち…