電気指令式ブレーキ

一般

電気指令式ブレーキ

でんきしれいしきぶれーき

必要なブレーキ力およびこれを実現するために必要な弁などの動作を、電気信号による指令だけで与える制動方式。セルフラップ方式、即応性に加え、緩解時に電圧を印加することにより貫通ブレーキとしても使用できる。ブレーキハンドルにはエアが入らず、スイッチだけになるためブレーキ設定器*1と呼ぶことがある。

電気指令方式によるブレーキ装置は、制御弁の代わりに電空変換弁や中継弁を設け、指令電圧と空気圧を変換している。変換方法には以下の方法がある。

  • アナログ
    • ブレーキ指令によって電空変換弁内のソレノイドに流れる電流を調整し、プランジャの押し上げ力によってブレーキシリンダの空気圧を調整する方式
  • デジタル式
    • ブレーキ指令によって励磁する電磁弁の数を増減し、中継弁に入るエアの圧力によってブレーキシリンダ圧力を調整する方式

電車や気動車では電磁直通空気ブレーキと併用したものが制動方式の主流となっている。機関車でも、EF200以降は電気指令式電磁自動空気ブレーキが使用されている。

*1:スイッチの開閉により、電気指令式ブレーキの指令を生成する装置。マスコンハンドルと一体化することにより、ワンハンドルマスコンが実現した