蝦夷太平記 十三の海鳴り【電子書籍】[ 安部龍太郎 ]価格: 1166 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 鎌倉時代末期の奥州(青森)。津軽太守安藤(東)文太郎季長の三男、安藤新九郎季兼は19歳。身長は190Cmを越える巨漢で、大太刀を振るう怪力の持ち主。三男で側室の子のため本家とは離れた場所で育っていたが、父季長から呼び戻されて出羽で起こった反乱を鎮圧せよと命じられる。蝦夷管領としての季長の政策に不満をもつ者たちが、渡党(アイヌ)と組んで反乱を起こし、新九郎の兄で季長の次男にあたる季治が殺されたという。だが、普段渡党と親しくしている新九郎は信じられなかった。調べると、反乱の首謀者が一門の有力者…