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島崎博

読書

島崎博

しまざきひろし

1922年台湾生まれの台湾人。幻の探偵小説雑誌「幻影城」の編集長。

1955年日本に留学。日本大学卒業後、早稲田大学に再入学。ワセダミステリクラブの立ち上げに参加する。

膨大で網羅的なコレクションを基にした、書誌を得意とし、三島由紀夫の書誌も作成した。

また、台湾独立運動にも参加していたが、日中国交正常化により、運動を断念。

1975年幻影城」創刊。過去の忘れられた作家・作品を再評価するとともに、新人作家、評論家を輩出させる。

1979年幻影城」廃刊。台湾に帰国し、消息を絶ったとされていた。膨大な蔵書も、この時、散逸したといわれる。


だが、実は島崎氏は、台湾に帰国後も日本ミステリの新作(新本格含む)をガンガン読みまくり、日本ミステリの翻訳叢書のセレクションをしたり、ミステリ雑誌の顧問をしたりなどと、ミステリの普及啓蒙活動をしっかりしていた。


そして、台湾日本ミステリ・ブームがおき、台湾人日本ミステリ・ファン経由で島崎氏の消息が判明。

2004年、日本の探偵小説マニア2名が来台し、インタビューを行った。そのインタビュー内容は同人誌幻影城の時代」(http://www.bk1.co.jp/product/2748532)に収録された。


非常に難関であった、島崎氏とのコンタクトへ至る経緯は以下のところに。

http://tanteisakka.at.infoseek.co.jp/sima.html


2008年には来日し、日本推理作家協会の「土曜サロン」に参加した。