東海大学付属浦安高等学校中等部(千葉県浦安市)は年に2回、「思いやり教育」の一環として中1から高1までの全生徒を対象として「手話講座」を行っている。講座を通して、生徒は、障害を持つ人を始め、さまざまな立場の人に思いを致すようになり、周囲に配慮し、協力し合う姿勢も育つという。手話講座に参加した生徒の声を紹介するとともに、担当教諭に講座の目的や内容を聞いた。 「浦安人生学」の一環として年2回手話を学ぶ 手話講座を導入した狙いについて話す小川教諭 週6日制を採用している同校は、土曜日の「総合的な学習の時間」に「浦安人生学」と呼ぶ独自の教育プログラムを実践している。その中に、外部の講師を招いて中等部生…