桃山

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地理

桃山

ももやま

京都市伏見区の中心市街地の東側、宇治川の北側に位置する標高約100メートルの桃山丘陵及びその周辺の地域名。

地名の由来

江戸時代、廃城となった伏見城の跡に桃の木が植林され、桃の名所になったことによる。

歴史

桃山丘陵は1592年に豊臣秀吉伏見城を築城し、一時その本拠地とした場所であり、伏見の町はこの城の城下町として形成された。日本史の時代区分である「安土桃山時代」はこの事実に基づく命名であるが、上述の通り「桃山」の地名は後世のものである。

なお伏見城以前の歴史として、平安時代最初の天皇である桓武天皇の陵(柏原陵)がこの付近に築かれている。この陵は宮内庁管理のもと現在も存在するが、明治時代に復元されたものであり、本来の陵は伏見城築城の際に失われたとも、別の場所であったともいわれる。

大正初年には伏見城の本丸跡に明治天皇桃山陵(桃山御陵)が築かれた。戦前には修学旅行のコースに組み入れられるなど参拝者が多く、近鉄京都線の「桃山御陵前駅」という駅名も、その参拝客を当て込んでのものである。

1964年に「伏見桃山城」として伏見城天守が復元され、隣接して「キャッスルランド」という遊園地が開設された。この模擬天守は豊臣時代の伏見城の姿を正確に復元したものではなく、また位置も実際とは異なる。キャッスルランドは2003年に閉園し、それに伴い模擬天守も解体される予定だったが、既に桃山のシンボルとなっていることもあり、地元の要望により解体は免れた。

周囲には以下の通り、「桃山」の地名を含む駅名が4つある。

桃山駅

京都市伏見区桃山町鍋島34番地にある、JR奈良線の駅。→ 桃山駅

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