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統合幕僚監部

(社会)
とうごうばくりょうかんぶ

防衛省統合幕僚監部は、防衛省の、防衛大臣に直属する特別の機関。
陸海空各自衛隊の一体的な行動を円滑に遂行するための計画を立て、統合訓練を行い、防衛大臣の命令を執行する機関である。長は統合幕僚長。
2006年3月27日、従来の統合幕僚会議を三自衛隊の統合運用ができるように改組して新設された。
自衛隊には従来、陸、海、空3自衛隊の調整機関として統合幕僚会議があり、統合幕僚会議議長と陸上幕僚長、海上幕僚長、航空幕僚長が協議して部隊運用をすることになっていたが、各自衛隊は日本防衛を考える際にも我田引水の論を唱えて別個の作戦構想を描くことが多く、統合幕僚会議は名目的存在だった。
近年、陸上自衛隊が海上自衛隊の輸送艦や、航空自衛隊の輸送機で海外派遣されたり、弾道ミサイル防衛などでも、3自衛隊の緊密な協力が必要となる機会が多く、他国では半世紀も前から行っている「統合運用」を取り入れることとなり、2006年3月27日、同会議は統合幕僚監部に改組された。
「統合幕僚会議議長」は「統合幕僚長」となって防衛大臣を一元的に補佐し、作戦に関する防衛大臣の指示・命令は全て統合幕僚長を通じて出される。
3自衛隊の幕僚監部は作戦以外の訓練や人事、装備などを担当する。

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