物理学者、元慶應義塾大学助教授。
2016年7月18日、死去。73歳だった。
東京都立大学理学部物理学科卒、同大学院理学研究科物理学専攻博士課程。エントロピー論、科学哲学専攻。現在慶應義塾大学物理学助教授、日本物理学会、エントロピー学会所属。
物理学者の立場から、放射能が人体と環境に及ぼす影響を訴え続け、原発や被曝労働の実態調査、1990年〜93年チェルノブイリ周辺の汚染地域の調査、1999年、ユーゴスラビア・コソボ地域で劣化ウラン弾の調査を行う。
2003年5月末からバクダッドとバスラに入り、劣化ウラン弾による被害状況と環境汚染を現地調査、放射能測定などを行った。7月にイラク支援法案を審議中の衆議院特別委員会で、参考人意見陳述を行い、「小児がんセンター」の設置など、医療水準の改善に寄与することを強く訴える。
(以上、以下のサイトのテキストより引用・転載→http://www.jca.apc.org/fem/news/events/1865.html)