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道綱母

読書

道綱母

みちつなのはは

平安時代中期の女流歌人・日記作者。→藤原道綱母。「右大将道綱母」「傳殿母上」とも。

生年未詳、長徳元(995)年没。

高経流の伊勢守藤原倫寧の娘。母は主殿頭藤原春道女とも刑部大輔源認女ともいわれる。藤原長能は異母弟。また姉妹には菅原孝標女の母がいる。東三条入道摂政太政大臣藤原兼家の側室として、藤原道綱を産む。

尊卑分脈』には「本朝第一の美人三人のうちなり」と記されているが、藤原兼家との結婚は決して幸せではなく、その結婚生活の苦悩を『蜻蛉日記』に綴った。また、和歌の才能は当時から評価され、他撰の家集として『傳大納言母上集』*1がある。

『拾遺和歌集』以下の勅撰集に三十八首入集。中古三十六歌仙の一人。

*1:『道綱母集』とも