出自不明の 肩掛けタイプのピアノ。
これまでネット上でいくつか写真が紹介されており、現在のショルダーキーボードの祖先?として密かに注目を集めている。写真から確認できる範囲では:
構造: |
● 鍵盤ツィターやクラヴィコードのようなシンプル構造。 ● 響板は現在のオートハープと同程度のサイズ。 |
分類: | ● 右側写真の左手に箱型の卓上クラヴィコードを並べて展示しており、それと同じ一種のクラヴィコード の可能性が高い。 |
用途: |
構造や分類から、ピアノと比べ音量は小さいと推定される。 ● ハープと同様、弾き語りや小規模な合奏で主にコードやリズムを担当し ● 時として、小音量ながら複雑なメロディやリフも提供する という位置づけの楽器だと推定される。 |
左側写真はその背景色からウィーン古楽器博物館の展示と推定される。 右側写真は現在確認中。 |