南福光連系所

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南福光連系所

みなみふくみつれんけいじょ

南福光連系所は、富山県南砺市にあり、中部電力北陸電力が管理している電力系統連系設備で、日本で唯一の電力連系所である。北陸電力の南福光変電所を併設している。

1999年3月に運用開始。

それまで、中部電力北陸電力関西電力を介して間接的に連系していたが、供給信頼度の向上と、両者間の相互融通能力の拡大による電力の安定供給を目的に、中部電力北陸電力の間を直接結ぶ連系送電線の建設が計画された。

この連系送電線が構築されると、中部電力北陸電力関西電力の3社にまたがる系統となるが、関西電力を含めた3社間の大きな交流ループ系統が形成されることになり、互いの電圧差や位相差、周波数差その他要素により電力潮流を制御することが困難となってしまう。

また、短絡容量が増大してしまい、南福光連系所の新設以外にも広範囲に既設の送電線・変電所などの改修も行わなければならず、工事が大規模になってしまう。

そこで、こうした問題を避けるため、潮流調整能力を持ち、短絡容量を増大させない交直変換装置を介して、電力の量と方向を迅速かつ容易に制御できる直流連系する方式を採用することが決定され、1993年に着工した。