叛骨〈上〉 陸奥宗光の生涯【電子書籍】[ 津本陽 ]価格: 930 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 紀伊藩の名門の家臣に生まれた伊達小次郎(後の陸奥宗光)は、父が藩内の政争に敗れ失脚したため江戸へ出奔、その後神戸海軍操練所に入ると坂本龍馬と出会い、海援隊に参加する。倒幕運動にも携わり、長州の伊藤博文などとも知遇を得る。坂本からは「刀を二本差さなくても食っていけるのは、おれとおまえの2人だけだ」と言われ、反抗的な性格ながら、龍馬に対しては尊敬の念は失わなかった。 しかし敬愛していた坂本龍馬が幕末の混乱で暗殺された。その後新政府に出仕、会計掛として新政府の財政を支えるために、当時兵庫県知事だった…