9月29日、DCMホールディングス(3050)から、ケーヨー(8168)へのTOBの実施が発表されたのである。DCMホールディングスは、2017年1月にケーヨーと資本業務提携しており、現在、子会社保有分を含めケーヨー株31.86%を保有し、今回のTOBで議決権の3分の2以上を保有するため、20,807,500株(35.68%)を買い付け予定の下限としたのである。応募がこの下限を下回った場合は買付を実施せず、下限を上回った場合には上限なく買付を実施するのである。買付価格は1,300円、これは、TOB発表前日の終値830円に56.63%のプレミアムを加えた価格(9月29日の終値は821円)になるの…