これまで星信仰といえば、各地にある妙見信仰で北極星や北斗七星を祀ったり、尾張の庄内川沿いにある星神社などで天津甕星や天香香背男を祀ることはだいぶ調べ歩いた時期があります。しかし、尾張西部にある赤星明神=星の宮になぜかニギハヤヒが祀られていることが長らく謎でしたが、その関係で根裂神が単独で祀られていることを最近になって知りました。そして美濃の八百津にある星宮神社に天香香背男が祀られてましたが、明治以前は虚空蔵菩薩で、それは日光修験から来ているらしいことがわかってきた。 日本全国にある星宮神社は、ほとんどが日光修験の栃木県に集中しており、その数は計り知れないほど。その星宮神社には天香香背男ではなく…