江戸時代の1854年、旧暦3月3日、 鎖国状態だった日本が開国します。江戸時代の大きな出来事であり、その後の体制や情勢の大きな節目となった日米和親条約が締結されました。 (開国) 江戸時代の1853年に鎖国をしていた日本にアメリカの黒船が突如訪れ、日本に開国をせまります。そして、その翌年の1854年、江戸幕府は、現在の横浜開港資料館に応接所を設け約1ヵ月間、アメリカとの協議を行います。 そして、3月31日(旧暦3月3日)、日本とアメリカとの間で、日米和親条約が結ばれます。日米和親条約は、日本側全権は林復斎、アメリカ側全権はマシュー・ペリーです。これによって日本は開国し200年余り続いた鎖国は終…