日本の宗教学の関係者や団体などを会員とする学会。1930年創立。
武井順介氏*1のツィートで訃報を知った;>RP 駒澤大学の佐々木宏幹先生の訃報を聞きました。今朝の朝日新聞の「お悔やみ欄」にも。大学院を出ですぐ、少しだけ関わらせていただいた曹洞宗の宗勢総合調査の検討会で、色々ご指導いただきました。謹んでご冥福をお祈りいたします。— TAKEI, Junsuke (@junsuke_takei) 2024年2月27日 また、川瀬貴也氏*2曰く、僕も別の方から、佐々木宏幹先生の訃報を聞きました。謹んでご冥福をお祈りいたします。思えば、僕が読んだ初めての宗教学的な本って、高校時代に読んだ佐々木先生の『シャーマニズム』(中公新書)かもしれない。 https://t.…
日本宗教学会の『宗教研究』第97巻別冊(第82回学術大会紀要特集号)のPDFが公開されています。http://jpars.org/bulletin-separate_volume.html当該大会は2023年9月8日(金)~10日(日)東京外国語大学を会場に対面開催されたものです。 リンク先のファイルをご覧いただくとお分かりになると思いますが、教派神道をふくむ近世神道・近代神道関係の発表が第5部会にまとまっていました。 いずれも大変興味深い内容で、論文化も待たれます。
日本宗教学会の元会長、島薗進・東京大名誉教授(宗教学)は池田氏について、「教団を現代社会に適応できるよう導き、発信力があった」と評する。「影響力の大きさという点で類例がない。一方、攻撃的な側面もあり、対抗勢力との対立を生んだ」と語った。 池田大作氏死去、三色旗前にすすり泣く男性も…信濃町近くの住民「幻の人」「学会の今後は?」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
令和5年9月24日に開催された民族文化研究会関西地区第61回定例研究会にて、報告「木曽御嶽本教の設立と講社結集」があったことをついさっき知りました。 (民族文化研究会ブログ記事) 【関西】定例研究会報告 木曽御嶽本教の設立と講社結集 https://minzokubunka.hatenablog.com/entry/2023/11/06/021942 民族文化研究会といえば、会報『大八洲』で毎号、会員の竹見靖秋氏が近代の宗教行政や教派神道について史料を博捜した良質の論考を寄せていることで、教派神道研究・近代神道研究界隈でもよく知られている存在です(サンプルは当ブログ管理人の周辺)。 上のブログ…
私は宗教文化士という資格を持っているのですが、自己紹介などをするときに大体「なにそれ?」みたいな反応をされます。というわけで、宗教文化士について紹介します。 宗教文化士とは 宗教文化教育推進センター(CERC)というところが資格を出しています。「宗教教育を推進するなんて、なんか怪しいところなんじゃないか?」と思われるかもしれませんが、このセンターは日本宗教学会と「宗教と社会」学会の2つの学術団体が関連していて、怪しいものではないです。 そして宗教文化士についてですが、こちらはセンターの説明がわかりやすいので、そのまま引用しようと思います。 日本や世界の宗教の歴史と現状について、専門の教員から学…
先日行われた日本宗教学会学術大会は、3年ぶりの対面学会だったので、「同窓会」的な気分で、発表もしないくせに僕も参加した。大会のオープニングを飾るシンポジウムのテーマは「教育とイスラーム」というもので、なかなか興味深いお話が聞けた。ということで、今年いただいた科研費をそっち方面の本や事典を買って、消費してしまうことにした。 イスラーム文化事典 作者:八木 久美子 丸善出版 Amazon まずは、この大型事典を。お高いけど、仕方ないね。学生の自習室に置く予定。 キリスト教文化事典 丸善出版 Amazon そして、姉妹編とも言えるキリスト教のものも購入。 神の文化史事典[新版] 作者:松村 一男,平…
9月8日〜10日に東京外国語大学を会場として開催された日本宗教学会第82回学術大会に参加しました。 初日は偉い先生方の会議やシンポジウムで、平日ということもあり不参加でしたが、個人発表とパネル発表及び会員総会のある2日目3日目は参加。 近世近代の神道、国学関連が集まった第5部会の発表を主に拝聴しておりました。 4年ぶりの対面開催で、久しぶりにお目にかかる先生や初めてお目にかかる先生がいらして、いろいろと教えていただき大変勉強になりました。 しかしまだコロナ前の半分しか参加者がいないとのこと。 来年は天理大学が会場です。
東京都府中市の東京外国語大学で開催された「日本宗教学会第82回学術大会」(2023年9月8日-10日)に本学科関係者が5名参加しました。本学科教員の林淳、伊藤雅之、小林奈央子のほか、先日本学で博士学位を取得した澤田洋子さん、学部から博士前期課程までを本学で修め、現在名古屋大学大学院の博士後期課程に在籍している竹内麻耶華さんの5名がそれぞれ個人発表やパネル発表に挑みました。この学会はコロナ以降初めての対面開催となりましたが、改めて対面で学術交流しあうことの良さを実感しました。
2023年9月8~10日に開催される日本宗教学会第82回学術大会(会場:東京外国語大学)のプログラムが公表されました。 https://jpars.org/conference/archives/1043 当ブログ管理人も登場予定の第5部会は2日間を通して、教派神道を含む近世近代の神道関係の発表が目白押しです。 その他の部会にも近代宗教制度に関する発表や天理教などの新宗教に関する発表がいくつもあるようで、どれを聞くべきか迷ってしまいます。
一条真也です。『日本仏教の社会倫理』島薗進著(岩波現代文庫)を読みました。「正法を生きる」というサブタイトルがついています。著者から献本していただいた本です。著者は、宗教学者。東京大学名誉教授。日本宗教学会元会長。1948年、東京都生まれ。東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒業。同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。主な研究領域は、近代日本宗教史、宗教理論、死生学。著書に『宗教学の名著30』『新宗教を問う』(以上、ちくま新書)、『国家神道と日本人』(岩波新書)、『神聖天皇のゆくえ』(筑摩書房)、『戦後日本と国家神道』(岩波書店)、最近ではブログ『教養としての神道』、ブログ『なぜ「救い」…
世相閻魔帳72「顕正新聞」令和5年5月15日号 本コラム「身延派と誼を通じる宗門の腐敗堕落」(「顕正新聞」令和5年3月5日号)と「謗法僧らと交歓する宗門の悍ましき実態」(同月15日号)にて、宗門及びその研究機関たる「日蓮正宗教学研鑽所」(以下「研鑽所」という)の謗法与同と腐敗堕落した活動実態を暴かれて居たたまれなくなったのか、妙観講々頭・大草一男が編集・発行に関与している宗門謀略紙「慧妙」(本年4月16日号)が一面に「謗法の何たるかも解らぬ低劣な顕正会狂学!?」「日蓮正宗教学研鑽所を誹謗する『顕正新聞』の愚」と題する駄文を掲載した。 苦しい弁明を必死に並べ立て、懸命に「『顕正新聞』の戯れ言に振…