”性”の科学的な基礎研究と臨床的研究を行う研究者の団体であり、同時にその成果を多くの人々に広め、個人個人の生活の質を深めるために設けられた研究機関。
日本性科学会の前進である日本セックス・カウンセラー・セラピスト協会は、1976年に設立され、20年来、性相談、性治療技法の研究開発を行い、クライアントのQOLを高めると同時に、社会への啓発を行う。そして性の問題に関心を持つ多くの分野の会員が、情報を交換し、研究を進め、研鑽する機会を持つために、1995年には学会組織となった学術団体となる。学術集会・研修会・研究会の開催、学会誌・情報誌の発行などを実施すると同時に、セックス・カウンセラー、セックス・セラピストを認定し、その資格を授与している。