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日本武尊

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日本武尊

やまとたける

日本武尊

ヤマトタケルノミコト。倭建命小碓命(おうすのみこと)とも。日本神話最大の英雄。。

景行天皇の皇子。仲哀天皇の父。

兄の大碓皇子を代わって、一連の出征を行ない、休む間もなく出雲熊襲蝦夷と討伐を命じられ、最後は褒野で命を落とす、享年三十。

死前、「臣は天朝の勅命を受けて、遠く東夷を討った。神恩を被り皇威に頼って叛く者は罪に従い、荒振る神も自ら従んだ。それで鎧を脱ぎ矛を収めて、心安らぎ戻す。何時の日か天朝に復命しよう望んだが、突然、天命が尽きたようで余命幾ばくもない。孤独に荒野で臥し、誰にも語ることができない。自分の身は惜しまないが、唯、もう天皇の御前にお仕え出来なくなることを残念だと思う。」と言いながら死んでいく。

父の景行天皇がこの話を聞いて、哀しくて、安らかに眠の事も出来ず、食事してその味もなく昼夜を問わずむせび泣いた。*1

なお、日本武尊、死後その姿は白鳥になって天に舞ったとされる。



新治 筑波を過ぎて 幾夜が寝つる


尾張に 直に向へる 一る松あはれ

一つ松 人にありぜば 衣着せましを 太刀佩けましを

*1:『日本書紀』による、『古事記』の記載と殆ど別話。