乳がんからのリダイレクト (リダイレクト元を編集)
乳房は皮膚と脂肪層と乳腺で構成されており、乳がんは、乳腺上あるいは皮膚、脂肪層にできる腫瘍を指す。女性の癌というイメージがあるが、確率は女性よりもかなり少ないながら男性も発病する癌であり、発病した場合の死亡率は女性よりも男性の方が高い。
この腫瘍組成には、細かい微少石灰を伴うことが多く、これらの微少石灰を写真で描出するためには、高精細で低ノイズの画像が必要とされている。
日本でも乳がんは増加の一途をたどっており、胃がん、大腸がん、肺がん、肝臓がんに次いで5番目に死亡率が高いがんとなっている。
アメリカでは女性の8人に1人が生涯のうち乳がんを経験しているという統計が出ており、1997年にクリントン大統領も乳房X線撮影(マンモグラフィー)による検診の必要性を言及しているほどの国民病である。
女性ホルモンであるエストロゲンが乳癌の形成に関与しているとされている。体内のエストロゲンレベルが高い人、経口避妊薬を服用している人、ホルモン補充療法を受けている人などは乳癌発病のリスクが高くなっていると言われている。
外科療法で癌を除去するのが主流。以前は小さな腫瘍でも乳房を完全切除しなければならなかったが、近年腫瘍部分のみを除去する乳房温存手術も多く行われるようになっている。
温存手術をする場合には、事前に腫瘍を小さくしておくために化学療法を用いたり、手術後に残した乳房からの転移・再発を防ぐために放射線療法を用いたりすることが推奨されている。
また、外科療法によって崩れた乳房の形を戻すために、自分の筋肉や人工物を利用して形を整える乳房再建術が行われることもある。
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