横浜黄金町のミニシアター、ジャック & べティで『天上の花』鑑賞。日本近代詩の祖とも言われる萩原朔太郎の息女・葉子の小説『天上の花~三好達治抄』の中から、特に、朔太郎の弟子のような存在である三好(東出昌大)と朔太郎の奔放な妹慶子(入山法子)との短くも激烈な結婚生活をテーマに選んで映画化したものです。 ヲタク、萩原朔太郎の詩集『月に吠える』は学生の頃すごく好きだった。月、孤独、冷たい、病的、絶望、メランコリー……のメタファ。並行して太宰治にもハマってたから、かなりキてたよね(笑)朔太郎って大のミステリーファンで、探偵が登場する『殺人事件』なんて詩もあって、江戸川乱歩に傾倒してたらしい。案外お耽美…