〇日 パソコンにメモとして記録した時期もあったが、いつの間にか手書きのメモに戻っている。3号というA5のノートに、気になった言葉を書き写す。目を病んで、新聞の小さな文字が読めなくなって、手書きのメモも滅ってきた。 書くことで(RAS/Reticular Activating System=脳幹網様体賦活系)が刺激される。「見逃すな」という信号が送られ、集中力が高まり、記憶が長 く保存されるのだそうだ。 ペンを持ち、紙に書く作業は、パソコンのキーボードに指を這わせるのとは確かに違う。呆けた脳みそでも、内容が定着しやすく感じる。この作業は、読書感想文を書くことに似ている。読む→気付く、という流れは…