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婆娑羅

読書

婆娑羅

ばさら

「婆佐羅」とも記す。十二神将の「バジュラ」が語源。

ド派手で奇妙な格好をする風俗。「風流→過差→傾寄→」の流れで一線を越えてしまった状態。「綾羅・錦繍・精好・銀剣・風流・服飾、目を驚かさざるはなし。すこぶる物狂いというべきか」と、足利尊氏も『建武式目』の第一条で記さずにはおれなかった程、室町初期には隆盛した。やがて佐々木道誉など大名たちの間にも流行し、アンシャン・レジームを嘲り、無道・無体な振る舞いをするようになっていく。傍若無人であり、もはや乱暴狼藉にまで達していった。