配偶者防衛

サイエンス

配偶者防衛

はいぐうしゃぼうえい

行動生態学などで使用される用語。

哺乳類では、メスは自ら出産を行うため、産まれた子供が自分の子であることを確認できる。しかしオスは、産まれた子供が自分の子であることを確認できない。そのため、オスはメスの行動を規制することによって、他のオスとの交尾を防ぎ、確実に自分の子を妊娠するように仕向ける。この行為を配偶者防衛と呼ぶ。配偶者防衛哺乳類全般に見られる。

さらに、性的嫉妬も配偶者防衛の一部であるという仮説がある。この場合、男性は(「私はカッコウの雛を育てていた」*1という問題を避けるために)女性の肉体的な浮気に対する嫉妬が強く、一方女性は育児への協力がおろそかになるのを避けるために男性の感情的な浮気に対する嫉妬が強い、とされる。

これらを採用する場合は、これらがまだ仮説であること、それから自然主義の誤謬に注意されたい。