梅毒

サイエンス

梅毒

ばいどく

性病のひとつ。Syphilis。病原菌はトレポネーマ・バリダ(旧学名スピロヘータ・バリダ)。

ペニシリンが発見されるまでは不治の病とされていた。

ボードレールシューベルト加藤清正、浅野長政、結城秀康、前田利長、浅野幸長、大川周明らなどがこの病気の犠牲者となったといわれている。

感染経路

梅毒感染している人との性交その他オーラルセックスやキスなどで感染。粘膜や小さな傷からウイルスが侵入して感染する。

梅毒にかかった女性が妊娠すると、子供に先天性梅毒が起こる。

症状

症状があらわれたりなくなったりしながら、時間をかけて進行する。

第一期梅毒感染から約3週間後)

感染した皮膚や粘膜に、痛みのないしこりができる。太もものリンパ腺が痛みを伴わずに腫れる。

これらは放置しておくと消えるが、この間に菌が広がっていく。

第二期梅毒感染から約3カ月後)

ピンク色の円形のアザ(バラ疹)、円形脱毛症、皮膚から盛り上がったブツブツ、その他発熱や頭痛などがあらわれる。

この時期の皮膚の病変は梅毒に特徴的なもので、最も診断が容易。

第三期梅毒感染から約3年以上)

梅毒が中枢神経に移動する。

結節性梅毒疹やゴム腫など。

第四期梅毒感染から10年以上)

心臓、血管などの組織を破壊し、さらに細菌が中枢神経(脳・脊髄)も侵して、人格障害や進行性痴呆などの症状もあらわれる。

治療

ペニシリンの経口投与、もしくは注射による。


江戸の性病―梅毒流行事情

江戸の性病―梅毒流行事情

目次
  • 梅毒とは
  • 感染経路
  • 症状
    • 第一期梅毒(感染から約3週間後)
    • 第二期梅毒(感染から約3カ月後)
    • 第三期梅毒(感染から約3年以上)
    • 第四期梅毒(感染から10年以上)
  • 治療