おじいちゃんが白洲次郎、小林秀雄、おばあちゃんが白洲正子。それだけでも何か出てきそうです。 それに加えて細川護熙元首相公設秘書。お正月とゴールデンウィークと夏休みが一気にきてしまったような状況です。 それでもわりと普通に育てられた白洲信也さん。大事なことはどんなに小さくても大人として接してもらえたことでしょう。きっと得るものは大きく、後になって宝物のように思う数々の出来事。それらが述べられている本です。 小学生の時に、おばあちゃんと(白洲正子)と一緒に旅行した奈良。たいした説明も無くマイナーな場所をただただ歩いた、というエピソードが好きでした。 白洲家のルーツとされているのが山梨県白州。武田家…