同人弾幕STG「東方永夜抄」の6A面ボス、6B面中ボス。えーりんとも。
薬全般に精通し不老不死すら可能にする月の頭脳。あらゆる薬を作る程度の能力を持つ。
蓬莱山輝夜と共に永遠亭に住む元月の民。鈴仙・優曇華院・イナバは弟子(うどんげの自称)。
非常に強力な力を持つが、輝夜を上回る力を発揮しないよう普段からセーブしているらしい。
八意家は月の民の中でも天才の家系であるが彼女のそれは地上、月を問わず少なくとも人間でかなうものはいない。ありとあらゆる薬の知識をもつ一方あらゆる薬、毒に対する耐性を持つ。蓬莱の薬の力で既に不老不死になっている。
実は地上の出身で、地上の穢れに嫌気の差した月夜見から依頼され月に都を作ったのも彼女である。
月に居た頃の教え子であった綿月豊姫と綿月依姫は、それぞれ人間風に言って甥の嫁、甥の息子の嫁にあたる。
輝夜との関係は数千年前の月まで遡る。永琳は彼女のために不老不死となる蓬莱の薬を作ったが、それは作ってはいいが決して使ってはならない禁薬であった。実際に使用した輝夜は殺しても死ぬことができず穢れた地上に落とされている。そのことをずっと気に病んでいた永琳だがその後罪が晴れた輝夜を地上に迎えに行く役目を仰せ付けられる。その時永琳がとった行動は地上に残りたいと思う輝夜のために他の使者を皆殺しにし輝夜とともに逃亡するというものであった。その際彼女は輝夜が世話になった地上の民に口止め料として蓬莱の薬を渡しているのだがこの薬はまた数奇な運命をたどり、嘗て輝夜が振った相手、車持皇子こと藤原不比等の娘・藤原妹紅の手に渡ることになる。
永遠の命を得ているがために一所に住むことのできない二人は、人間以外のものたちが住む楽園・幻想郷にたどりつき永遠亭に居を構える。月のことをすっかり忘れて平和に暮らしていた二人+αだがある日ペットで弟子の鈴仙・優曇華院・イナバが月からの通信を受け、月の民と地上の民の戦争が始まるから月から迎えが来ると言い出した為、満月を隔離する事になる。