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八卦掌

(一般)
はっけしょう

Ba gua zhang
中国武術の一種。太極拳・形意拳とともに内家拳に含まれる。
名前に「掌」とあるように拳をあまり用いず、手掌で攻防を行うのが特徴。道教(特に易経)の思想を強く反映している。
現在は分派が激しく、尹派、程派、張派、梁派などに分かれ、更に尹派宮式(宮宝田派)、馬貴派、程派高式(高義盛派)、張派王式(王樹金派)、傅式(傅振嵩派)など多くの門派が派生している。
その発祥は董海川が学んだとされる劈掛拳に道教の内丹功を取り入れたものという説や、
董一族の住処であった村に八番拳というものが伝えられており、これが八卦掌の源流ではないかと北京体育大学の康戈武教授が論文を書いている。この八番拳に道教の円を巡る修行法・禹歩が加えられ走圏となったのではないかと推測している。

形意拳との関わりが深い。それは劉奇蘭門下の李 存義や張占魁が董海川について八卦掌を学び、郭雲深とその門下の孫禄堂らが程廷華と交流があったことに由来する。十二形拳の轉身中の擺歩、扣歩を始めとしてさまざまな技術面での導入があるなど深い影響を与えている。

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