Webでのスチールを見て浅香弘能さんのつくるものを見てみたいと思った。どこまでが人工物でどこからが天然物なのか、、、。というか、全てが何億年も生きてきた白だったら、その場で私は卒倒してしまうかもしれない、そう胸を躍らせながら古ビルの扉を開けてみる。 真理と真髄 人はどうしてそっくりのものを作りたいと思い、私もまた、そのような表現を求めるのだろうか。部屋中心にうず高くつまれた物体は、期待に副わず全ては天然物ではなかったけれど、人工物の合間に手で彫られた部分を見つけた時には、観る楽しみが一層増し、実物に出会えた嬉しさが込み上げてきた。 同じ白色をした生年1年の物と生年何十億年のものとの境はあるのか…