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避妊

避妊とは望まない妊娠を防ぐ産児制限のひとつ。

様々な避妊法とその特徴。

コンドーム

効果 85〜90%

ラテックス(天然ゴム)製の袋を男性のペニスに装着して、精子が腟内に入るのを防ぐ方法。日本では、最もポピュラーな避妊方法。エイズをはじめ、性行為感染症(STD)の予防にも効果がある。

フェミドーム(女性用コンドーム)

効果 85〜90%

ポリエーテルポリウレタン製の袋を膣内に装着して、精子が膣内に入るのを防ぐ方法。日本で発売されたのはごく最近だが、世界25カ国の女性に使用されている。

ペッサリー

効果 約70〜80%

ピアノ線の円形の輪に、弾力性のあるおわん型のゴムを張ったもの。男性のコンドームに対して、女性の子宮口にふさぐことで、精子子宮内に入らないようにする。使用にあたっては、婦人科または保健所子宮口の大きさを測り、自分に合ったサイズのペッサリーを選んでもらう必要がある。正しい装着方法をマスターするのが難しいため、現在はあまり使われていないが、長所も多い避妊方法。

基礎体温法

効果 不定

基礎体温から排卵日を確認して、妊娠の可能性の高い時期を避ける方法。元は、不妊症治療を目的とする方法なので避妊法に転用する場合は充分に注意が必要。妊娠・避妊目的以外で自分の月経周期や体調を把握するには非常に有用な方法。これだけで避妊するのは難しいので、必ずコンドームなど他の避妊法を併用することをお勧めする。

その他の方法(膣内避妊薬・粘液法・不妊手術)

膣内避妊

腟内に殺精子剤を入れる避妊方法。これだけでは避妊効果が低いので、必ずコンドームやペッサリーと併用する。

避妊ゼリー

効力は15分くらいと短く、腟から流れ出やすいので、コンドームやペッサリーに塗って使用。

錠剤

子宮口まで挿入。錠剤が溶けると泡を出し、この泡が精子を動けなくする。泡が広がるとき、少し熱さを感じる。効力は、20分くらいしか持続しない。

粘液法

おりものの変化をチェックし、排卵日を予測するもの。避妊方法としては不十分なので、基礎体温表と併せて妊娠しやすい時期を知り、コンドームなどの避妊もしっかり行うことをお勧めする。

また、おりものには、個人差が大きいということも知っておくと良い。

排卵

どろっとして卵の白身のように粘り気が強い。指にとって伸ばすと糸を引く感じ。頸管粘液が増えているので、おりものの量も増える。

排卵期以外

粘り気がなく、指にとっても伸びない。おりものの量も少ない。

不妊手術

男性の場合は精管を切断(パイプカット)、女性の場合は卵管を結ぶ手術。手術そのものは簡単で安全なものだが、半永久的に子どもを作ることができなくなってしまうので、最後の出産をしてから行うことをお勧めする。