茨城県稲敷郡美浦村にある、日本中央競馬会(JRA)のトレーニングセンター。
栗東トレーニングセンターと並んで、中央競馬の調教拠点となっている。美浦トレーニングセンターに所属する競走馬は関東馬と呼ばれる。一方、栗東トレーニングセンターに所属する競走馬は関西馬と呼ばれる。
1978年4月に開設。
栗東トレーニングセンターに坂路調教馬場が設置されて以降、関東馬は関西馬に勝利数と獲得賞金額の両面で大きく水を開けられており、西高東低と呼ばれる長期低迷の時代が長く続いている。
美浦トレーニングセンターにも坂路が設置されたものの、自然の地形を利用した栗東の坂路は高低差32mあるのに対し、美浦は傾斜がゆるく高低差が17mしかない。関東馬の不振については、坂路だけが原因ではなく、他にも様々な理由が語られている。